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RFIDシステムの導入前に確認すべき5つのこと

Posted by Balluff on Aug 13, 2020 11:06:41 AM

RFIDがベストなソリューションになるという考えに行き着きましたね!さて、次はどうしましょう?RFIDのプロジェクトで最も重要なポイントの一つは、アプリケーションに適した製品を選定することです。企画段階ではとてもコンセプト性の高いものになりますが、実際のハードウェアの選定は非常に緻密です。しかし、ここが肝心なところです。

このブログでは、RFIDがあなたのアプリケーションに最適な技術であると判断した後に検討すべき、5つのポイントをご紹介します:

 

  1. データ量

データ量と速度はどれくらいを見込んでいますか?タグへ書き込むデータ量はどれくらいですか?それから、それぞれのポイントでどのくらいのデータ量を通信するのでしょうか?また、読込み/書込み中にタグは動きますか?それとも、アンテナの前でとまりますか?RFIDシステムの中には大量のデータを扱えるものもあれば、少量のデータしか読み取れないように設計されているものもあります。また、将来的にデータに対する要求が変わる可能性があることも考慮することが重要です。

 

  1. 読込み / 書込み距離

アンテナとタグの距離はどの程度必要ですか?常にタグは同じ距離でアンテナの前に来ますか?RFIDの周波数帯によって数ミリの距離でしか通信できないものもあれば、最大6m ~ 7mまで通信できるものもあります。

 

  1. 形状

アンテナとタグの設置スペースはどれくらいありますか?もし、スペースに制限がある場合、プロセッサ内臓のアンテナを選択したほうが良いでしょう。タグに関しては、米粒ほどのサイズから免許証のようなものもあります。重要なのは選択したデバイスによって、プロセスに影響が出ないことです。

 

  1. 通信プロトコル

RFIDのプロセッサはどのようにして制御システムと「会話」をしますか?これは、様々なメーカーのPLCやサーバーが混在する環境では非常に重要なことです。Ethernet/IP、PROFINET、CC-Link、TCP/IPなど - 制御設計の方はどの通信プロトコルを望んでいるでしょうか?

 

  1. 環境

RFIDの機器をどこに設置しますか?確実に読取りを行うための障害はありますか?金属の梁や液体のタンクがあったり、タグとアンテナの間を作業者が歩いたりしますか?これが、確認すべきことで最も重要なポイントです。なぜなら、一定の干渉はアンテナによるタグへの読込み/書込みを妨げるからです。RFIDの技術は現在まで長い年月を歩んできましたが、未だに金属や液体はRF波に影響を与えます。

RFID的设备组成

これら5つのことを心に留めておき、RFIDの導入をスムーズにしてください!

さらなるRFIDソリューションの詳細はwww.balluff.jpをご覧ください。

トピック: rfid, communication, formfactor, read/write range, throughput, 通信, 通信距離, データ量, 形状