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RFIDの情報をクラウドシステムへ

Written by Balluff | Aug 13, 2020 3:25:20 AM

今日、産業やロジスティクスでRadio Frequency Identification (RFID)を活用する最も大きな利点の1つに、プロセスの透明化があります。クラウド・コンピューティングと共に透明化は優れた柔軟性とコストの削減をもたらします。

クラウド・コンピューティングは、冗長性や負荷のバランスを取ったインフラへの開発や維持、そして大事なのは投資をすることなく、収集したRFIDのデータを共通のITインフラと標準化ソフトウェアモジュールで提供できます。また、クラウド・アプリケーションによっていつでも、どこでも、どのデバイスからでも、アクセスと見える化が可能です。

IGEARなど、バルーフのパートナーが提供するクラウド・コンピューティングを活用することにより、ITインフラにかかる負担やコストを大幅に削減 / 解消することができます。IGEAR社の営業責任者であるMark Doyle氏は次のように述べています。「製造メーカーは自身のアプリケーションから安全なクラウド環境へ移行しています。品質と生産性に関するアプリケーションの必要性が高まる一方、これらのシステムを構築し、維持するための投資と労力が疎かになる傾向にあります。その最適なソリューションとして浮上してきたのが、クラウドです。」例えば、1台の装置やワークセル用のオンプレミスアプリケーションの構築には、ハードウェアやソフトウェア、導入するサービスへ$30,000以上の投資が要求されます。さらにサポートやサービスへ継続的に$10,000の投資が必要です。最新デバイスとウェブサーバー機能への対応の追従も、オンプレミスアプリケーションにとってさらなる課題となります。対象的に同等のクラウド・アプリケーションでは、初回の設定 / 導入サービスの$10,000に毎年$1,000のサブスクリプション料が必要になります。初年度は$20,000以上、それ以降は毎年$9,000もの節約ができます。クラウド・アプリケーションでは、アップデートや機能の強化がすべてのユーザーへ即時に展開され、インフラは安全で冗長性があり、負荷が分散できます。バルーフのRFIDをクラウド・コンピューティングと組み合わせれば、最新のGUIで見える化でき、保有コストを削減できます。

RFIDは導入したいけど、アプリケーションをサポートするためのインフラを導入したくない、またはできないという多くのユーザーにとって、クラウド・コンピューティングは、技術的に最も費用対効果が高く、最も導入が簡単な方法です。もし、すでにITインフラが整っているユーザーでも、クラウド・コンピューティングは、コストをコントロールでき、既存の業務システムへの影響を最小限にしつつ、システムを完全に統合できる能力を持っています。

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